本日は「今からゴールドの価格が2倍になる」という現実的に起こりそうな面白い予測をご紹介します。
私自身は2020年7月頃に中国とロシアがゴールドを買い漁っているというニュースを見つけて興味を持ちました。ゴールドに関する情報を色々調べていくうちに、地金よりも希少性が高いアンティークコインというものを知りました。
コインは発行数が限られており金融危機の際にも暴落せず、匿名性が高く、実物資産を自分で管理ができるため一番安全な資産の回避先だと思い、すぐに自身の資産のほとんどをアンティークコインやモダンコインへ移動しました。それ以降は株式や暗号通貨などの金融資産は保有しておりません。
円安・円高には関係なく信用できない政府が大量に発行し続けている紙幣は近いうちにゴミになり、対ゴールドで世界中の国の通貨は弱くなると思っています。
異次元金融緩和により膨らんだ政府債務のつけは国民へまわってきます。今後はインフレは長期化し賃金は上がらず増税と製造コスト上昇による物価高騰が始まります。
コイン市場では造幣局は新商品の発売価格を上げ続けています。その上円安が進み仕入れコストは大幅に上がりました。さらに増税が実施された場合は企業は販売価格を上げなければなりません。日本人は値上げには抵抗があり、競い合って値下げをする事が素晴らしいと思っている方が多いようですが、それでは良いサービスや良いものを提供し続ける事はできなくなります。良いものは徐々に価格は上がってき、いずれ売り切れて手に入らなくなります。これからは同じサービスや同じものが同じ価格では購入できなくなります。
当店では2023年1月1日から全品5～10%の値上げを実施する予定です。気になるコインがあればお早めにご購入下さい。
ゴールド 3,000ドル 予測
SAXO BANK（サクソバンク）の2023年とんでもない予測「中央銀行がインフレ抑制失敗する中、金は 3,000 米ドルに跳ね上がる」より
2023年インフレは一時的なものではなく長期化する。コモディティ価格の再上昇が開始し、FRBの政策失敗により米ドルは弱くなりインフレが急上昇します。実質金利（政策金利から消費者物価の前年比上昇率を引いて算出）への影響でGOLDはより上昇する。1オンスGOLDスポット価格は3,000ドルを超え、VanEck Junior Gold Miners index の価値は4倍になる。
ゴールドが決済手段になる
Credit Suisse の短期金利ストラテジストであるゾルタン・ポジャール氏のアナリストレポートより
ロシアが原油の支払いをゴールドに限定すれば、決済手段としてのゴールドの本質的価値は急激に高まる。
ロシアによるウクライナ侵攻以後、アメリカやヨーロッパ諸国はロシアに経済制裁を行ってきました。最新の経済制裁がはロシア産原油の価格制限です。（ロシアから原油を購入する場合の1バレル当たりの上限価格を設定）安く買えなければ買わないという姿勢を示しています。
エネルギー資源が不足している日本やヨーロッパは高い価格でロシアから原油を買う事を禁じられ、産油国のアメリカはロシアの代わりに原油を輸出して儲けている。ロシアはインドや中国に大量の原油を売らなければならい。
現在の価格 60ドル=1バレル この価格上限を固定相場制のように考へ、G7はロシアの原油を60ドルで固定する。対抗策としてロシアが自国の原油をゴールドに対して固定する。
60ドル = 1バレル = 1gのゴールド
その後、争い事が起こった場合にロシアへの制裁の対抗策としてロシア側が 1gのゴールドと交換するために2バレルを要求してきた場合は 2バレル = 1gのゴールドとなり価格は押し上げられる。ゴールドの価格が上昇して得をするのは多く保有し、多く生産できる国です。生産量の1位が中国、2位がロシアです。
過去記事より「最近発表されたモスクワの金本位制は、ドルに代わる新しい貿易決済手段として金本位制をすすめるためだと考えられます。」
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